鳥山明メモ

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[本人]………鳥山明による発言(コメント、対談、インタビュー、書面回答等々)
[被言及]……鳥山明以外による、鳥山明への言及がある発言

媒体の発売日が分かっている場合はそれを優先する
発売日が分からない場合は発行日を優先する
発売日も発行日も分からない場合は号数表記を採用する

鳥山明『Dr.スランプ』第1巻、集英社<ジャンプコミックス>、1980年8月15日第1刷発行、1981年11月25日第24刷発行

著者近影[本人]

うほほほほ~~~い!単行本が出たぞ~~~い!うれしいぞ~~~い!みんなが応援をしてくれた、おかげだぞ~~~~~~い!!
と、いうわけでアラレちゃんたちも、一冊の本になって「んちゃ!」と、ごあいさつが、できるようになりました。よい子のみなさん、ホントにありがとう。
さて、それではペンギン村の仲間たちと、いっしょにあそんだってちょ!

『ぱふ』1980年9月号、雑草社

「まんが家 WHO'S WHO 14」というコーナーで記入回答式インタビュー。

『月刊スターログ(日本版)』1980年11月号、ツルモトルーム

鳥山明インタビュー(インタビュアーはSF作家の高千穂遙)

『週刊セブンティーン』1981年4・5合併号、集英社

鳥山明と笑福亭鶴瓶の対談。

『りぼん』1981年10月号、集英社

鳥山明と小田空(おだ そら)との対談(前編)

『りぼん』1981年11月号、集英社

鳥山明と小田空(おだ そら)との対談(後編)

鳥山明『Dr.スランプ』第6巻、集英社<ジャンプコミックス>、1981年発行。

著者近影[本人]

どどーんと出たぜ、コミックス第6巻!!
くくっ、早くいかねえと売り切れでい!!
たんぼも畑も耕耘機でつっ走ってやるぜ。
あーっと、牛だ!いけねえ、やばいぜ!!
すいません…ちょっと通してください…。
らんらららん♪わたしは牛。よし通れ。
んぎぎぎ~っ!!いそげ、いそげいっ!!
ぷはーっ!!おじさんっ!!6巻あるっ!!
だんじょんぶだ。ずっと売れ残ってるべ。
よ…よろしくね…。と願う作者であった。

とりやま放送局(巻末ページ)[本人]

Q あのー、週刊『少年ジャンプ』にでていたんですけど、パチンコやったことないんですか?
市川市・KAZUMI

A へへん!つい最近、はじめてやってみたぜ。さすがゲームのオニといわれるだけあってよう、
ジャラジャラッジョアーン!!ジョアーン!!でたぜ!でたぜっ!……くそ~~金かえせ……。

鳥山明『鳥山明○作劇場』 第1巻、集英社<ジャンプコミックス>、1983年7月15日第1刷発行

「これをかいていたころのわし 1~5」あり

ワンダー・アイランド

初出:『週刊少年ジャンプ』1978年52号

ワンダー・アイランド2

初出:『週刊少年ジャンプ』1979年1月25日増刊号

ギャル刑事トマト

初出:『週刊少年ジャンプ』1979年8月15日増刊号

POLA&ROID

初出:『週刊少年ジャンプ』1981年17号

MAD MATIC

初出:『週刊少年ジャンプ』1982年12号

CHOBIT

初出:『週刊少年ジャンプ』1983年10号

CHOBIT2

初出:『フレッシュジャンプ』1983年6月号

著者近影[本人]

今回、ボクの短篇集がでることになってしまいました。正直いって昔の作品、とくにデビュー当時のものは自分でもはずかしくて、とてもお目にかけられるようなもんではありませんが、まあこういうのも描いておったんだなあと軽くよみとばしてください。ですからタイトルの◯作劇場という◯の中には、ご自由に「佳」とか「駄」とか「傑」なんかをいれておいてください。では、おそまつさまです…。

『週刊少年ジャンプ』1984年51号

巻末コメント[本人]

休むまもなくまた登場させてもらいました!うれしいけど悲しい。でもガンバリまっせ!!

DRAGONBALL大全集7「鳥山明ベストオブ巻末コメント」より抜粋

鳥山明『Dr.スランプ』第18巻、集英社<ジャンプコミックス>、1985年5月15日第1刷発行

著者近影[本人]

おかげさまで、ドクター・スランプもこの巻をもちまして、めでたく、おしまいということになりました。奥さんが、みごとに失敗したなさけないヘア・スタイルで恐縮ではありますが、ここに皆様への感謝をのべるとともに、これからも、おもしろいマンガをかきますぞっ!!と小声で誓う作者であります。ホントにながいあいだペンギン村の連中につきあっていただいて、ありがとうっ!!

●週刊少年ジャンプ・S59年26号~39号掲載分収録

さくまあきら、鳥山明『鳥山明のヘタッピマンガ研究所』、集英社<ジャンプコミックス>、1985年5月15日第1刷発行

著者近影[本人]

さあ、将来まんが家になりたい人、寄っといで!!まんがをかけるようになってクラスの人気者になりたい人も寄っといで!!ヘタッピマンガ研究所は、ぜんぜん絵がかけない人でも、たちどころにうまくなっちゃう方法を教えちゃうぞい!!かわいい女の子のかきかただって教えちゃうんだぞい!!さあ、ヘタッピくんといっしょに楽しく遊んで、まんがをうまくかけるようになっちゃおうじゃないか。

●フレッシュジャンプ・S57年創刊2号~S59年3月23日号掲載分収録

さくまあきらと鳥山明の共作。フレッシュジャンプ連載。

鳥山明『ドラゴンボール』第1巻、集英社<ジャンプコミックス>、1985年9月15日第1刷発行、1994年8月15日第71刷発行。

著者近影[本人]

ドラゴンボールの舞台は、なんとなく中国風ではありますが、とくに中国だという限定はしていません。時代も、いったいいつ頃なのか決めてありません。全体のストーリーは、簡単にはできていますが、細部やラストは、いきあたりばったりで作っていこうと思っています。その方が、ボク自身も、この先、どうしようか、というハラハラ感や、なにを描いてもいいわけですから、楽しめるのです。

●週刊少年ジャンプ・S59年51号~S60年11号掲載分収録

『週刊少年ジャンプ』1985年3号

巻末コメント[本人]

今頃になってかの名作『未来少年コナン』を見て大感激しちゃいました。ああいう作品をかきたい。

DRAGONBALL大全集7「鳥山明ベストオブ巻末コメント」より引用

『週刊少年ジャンプ』1985年27号

巻末コメント[本人]

読者の方からパンティーを送ってもらいました。嬉しくて壁に飾ってあります。

DRAGONBALL大全集7「鳥山明ベストオブ巻末コメント」より引用

『週刊少年ジャンプ』1985年35号

巻末コメント[本人]

生まれつき雷が大嫌い!鳴り出すと、思わずメガネをはずし仕事になりません。

DRAGONBALL大全集7「鳥山明ベストオブ巻末コメント」より引用

『週刊少年ジャンプ』1985年45号

巻末コメント[本人]

久しぶりの休み家庭サービスで信州の温泉へドライブ旅行。露天風呂は"気持ちんよか"でした。

DRAGONBALL大全集7「鳥山明ベストオブ巻末コメント」より抜粋

『週刊少年ジャンプ』1986年12号

巻末コメント[本人]

仕事と模型コンテストの締切と弟、友人の結婚式などでもう大変。でもアニメだけは必ずみるぞ!

DRAGONBALL大全集7「鳥山明ベストオブ巻末コメント」より引用

『週刊少年ジャンプ』1986年18号

巻末コメント[本人]

プラ模の人形コンテストでなんと金賞をもらいました。うれしいもんですね。

DRAGONBALL大全集7「鳥山明ベストオブ巻末コメント」より引用

『週刊少年ジャンプ』1986年24号

巻末コメント[本人]

ドラゴンクエストはやばい!仕事ができなくなるので奥さんにとりあげられた。

DRAGONBALL大全集7「鳥山明ベストオブ巻末コメント」より引用

『週刊少年ジャンプ』1986年33号

巻末コメント[本人]

愛猫コゲが待望の子供を4匹産みました。かわいくて毎日成長が楽しみです。

DRAGONBALL大全集7「鳥山明ベストオブ巻末コメント」より引用

『週刊少年ジャンプ』1987年18号

巻末コメント[本人]

親戚の子供はボクを単にDRAGON BALLの似顔絵がうまいおじさんと思っている。

DRAGONBALL大全集7「鳥山明ベストオブ巻末コメント」より引用

『週刊少年ジャンプ』1987年39号

巻末コメント[本人]

庭で愛犬がほえるので行ってみたらデカイ亀がいた。逃がしてやったから玉手箱をくれんかな。

DRAGONBALL大全集7「鳥山明ベストオブ巻末コメント」より引用

『週刊少年ジャンプ』1987年48号

巻末コメント[本人]

来週どうなるか、作者本人にもわかりません。だから毎週どうなるかドキドキしてかいてます。

DRAGONBALL大全集7「鳥山明ベストオブ巻末コメント」より引用

鳥山明『鳥山明○作劇場』 第2巻、集英社<ジャンプコミックス>、1988年3月15日第1刷発行

「わたしはこうしてマンガ家になってしまった 1~6」あり

「本日のハイライ島」

初出:『週刊少年ジャンプ』1979年4月20日増刊号

「ESCAPE」

初出:『週刊少年ジャンプ』1982年1月増刊号

「PINK」

初出:『フレッシュジャンプ』1982年12月号

「騎竜少年(ドラゴンボーイ) 其之壱」

初出:『フレッシュジャンプ』1983年8月号

「騎竜少年(ドラゴンボーイ) 其之弐」

初出:『フレッシュジャンプ』1983年10月号

「トンプー大冒険」

初出:『週刊少年ジャンプ』1983年52号

「ミスター・ホー」

初出:『週刊少年ジャンプ』1986年49号

「剣之介さま」

初出:『週刊少年ジャンプ』1987年38号

「SONCHOH」

初出:『週刊少年ジャンプ』1988年5号

著者近影[本人]

やっと、この『○作劇場』の2巻が出せました。ボクの場合、読み切りの作品数は、まあそこそこ描いてるんですが、1話あたりのページ数が少ないため、なかなか1冊ぶん、たまらなかったのです。ボクは本来、なまけ者なので、せいぜい15ページぐらいが限界で、それ以上の増ページとなってしまうと、まさに"かんべんしてくださいよ~"となってしまうのです。この調子では、3巻は遠い。

『週刊少年ジャンプ』1988年17号

巻末コメント[本人]

息子・佐助と、動物園へ行ってきた。息子も喜んだけど、一番、喜んでいたのはワシだった。

DRAGONBALL大全集7「鳥山明ベストオブ巻末コメント」より引用

『週刊少年ジャンプ』1988年36号

巻末コメント[本人]

息子が大きくなるまで映画を見に行きにくいので、ビデオでガマン。ビデオの山ができました。

DRAGONBALL大全集7「鳥山明ベストオブ巻末コメント」より引用

桂正和『桂正和コレクション』VOL.2、集英社<ジャンプスーパーエース>、1989年4月15日第1刷発行

桂正和コレクションVOL2

桂正和読切短篇集。「ビデオガール」「エトランゼ」「KANA」「すず風のパンテノン」「ヴォーグマン」を収録。

すず風のパンテノン[被言及]

ノーパンだからパンテノンです。パンツをぬぐと変身するというとんでもないこのマンガは、親しくさせてもらっている、かの鳥山明大先生と、デンワで雑談をしていて思いついたモノです(いろいろとお世話になってます。もはや師匠と言ってもいいかもしんない)。「ウイングガールズを主人公にしたらどんなマンガになるのかなァ」という担当さんの要望が、この読み切りの発想点です。

桂先生が鳥山先生と電話で雑談をしているエピソード

『週刊少年ジャンプ』1989年21号

巻末コメント[本人]

担当の近藤氏は、えんど先生と豪州(オーストラリア)に行ってきた。僕は子供と近所のスーパーに…負けた。

DRAGONBALL大全集7「鳥山明ベストオブ巻末コメント」より引用

『週刊少年ジャンプ』1989年45号

巻末コメント[本人]

なんと!!ドラクエIVの見本版を借りて最後までやりました!!面白い!!期待通りの◎(にじゅうまる)です!!

DRAGONBALL大全集7「鳥山明ベストオブ巻末コメント」より引用

『週刊少年ジャンプ』1989年49号

巻末コメント[本人]

1年のつもりで始めたDBもDr.スランプを抜く長期連載に!嬉しいような怖いような…。

DRAGONBALL大全集7「鳥山明ベストオブ巻末コメント」より引用

鳥山明『鳥山明 THE WORLD』、集英社<ジャンプコミックスデラックス>、1990年1月15日第1刷発行

カラー画集。

序文:村上龍(小説家)[被言及]

対談1[本人]

鳥山明(とりやま あきら)…原作者
堀井雄二(ほりい ゆうじ)…『ドラゴンクエスト』シナリオ
森下孝三(もりした こうぞう)…『ドラゴンボールZ』プロデューサー
鳥嶋和彦(とりしま かずひこ)…鳥山明の初代担当

対談2[本人]

鳥山明(とりやま あきら)…原作者
秋本治(あきもと おさむ)…『こちら葛飾区亀有公園前派出所』作者

鳥山明『鳥山明 THE WORLD SPECIAL』、集英社、1990年9月24日第1刷発行

カラー画集。巻頭に著者インタビュー、巻末にはアニメーター・前田実のインタビュー収録

序[本人]

「画期的」という言葉が好きなんですよね。見たことがないものを見たいっていう欲求なのかもしれないね。

解説:前田実[被言及]

鳥山くんの絵はとても描きやすいね-骨格がきちっとしていて、「骨の数が合っている」って感じでさ。腕に関節が三つもあるんじゃないかと思うような人もいるから(笑)筋肉のつき方もしっかりしてて、理屈で描いていけるしね…。ただ、キャラクターの初期の顔なんかはニュアンスの線がかなり強くて難しい。

アニメーターの前田実の語る鳥山明の絵の魅力

『週刊少年ジャンプ』1990年16号

巻末コメント[本人]

僕の大好きなF-1にジャンプが参加!この夢のような企画に、僕はもう興奮しています。

DRAGONBALL大全集7「鳥山明ベストオブ巻末コメント」より

『週刊少年ジャンプ』1990年19号

巻末コメント[本人]

先日、ついに35回目の誕生日が来てしまった。四捨五入すると…考えないことにします。

DRAGONBALL大全集7「鳥山明ベストオブ巻末コメント」より引用

『週刊少年ジャンプ』1990年45号

巻末コメント[本人]

桂正和氏が用もないのに遊びに来た。だが彼は変身H(ヒーロー)ものに詳しく、話は面白かった。

DRAGONBALL大全集7「鳥山明ベストオブ巻末コメント」より引用

『週刊少年ジャンプ』1991年13号

巻末コメント[本人]

昨年女の子が生まれたので、3月3日の雛祭りが今年からとても身近な行事になりました。

DRAGONBALL大全集7「鳥山明ベストオブ巻末コメント」より引用

『週刊少年ジャンプ』1991年16号

巻末コメント[本人]

先日カゼをひいてしまった。けど子供のカゼ薬をのんだらアッサリ完治。不思議でした…<明>

『週刊少年ジャンプ』1991年17号

巻末コメント[本人]

いよいよ今月から長男が幼稚園に通園。これで家の中も少しは静かになって仕事も捗る…!?<明>

『週刊少年ジャンプ』1991年19号

巻末コメント[本人]

うちの愛犬に仔犬が生まれました。世話係は僕。にぎやかになると同時に忙しくもなるな…<明>

『週刊少年ジャンプ』1991年42号

巻末コメント[本人]

夜、仕事をしていると虫の声がよく聞こえる。仕事中のBGMとして、仲々いいものです。<明>

『週刊少年ジャンプ』1991年47号

巻末コメント[本人]

今年は週末の度に台風がやって来て予定していた秋の旅行も中止。結局、仕事だけが残った…。

DRAGONBALL大全集7「鳥山明ベストオブ巻末コメント」より引用

『週刊少年ジャンプ』1991年51号

巻末コメント[本人]

新年号の表紙の撮影で上京。毎年やっているのに、いまだにちょっと気恥ずかしいなぁ、アレは。

DRAGONBALL大全集7「鳥山明ベストオブ巻末コメント」より引用

『週刊少年ジャンプ』1992年3+4号

巻末コメント[本人]

今週は巻頭C(カラー)、次号は増P(ページ)と、頑張っています。どうぞ楽しみにしていてくださいね!<明>

『週刊少年ジャンプ』1992年40号

巻末コメント[本人]

僕には決まった夏休みがないので、混む時期を避けて出かけられます。これは利点です<明>

『週刊少年ジャンプ』1992年41号

巻末コメント[本人]

今年の残暑はきつかったので、ジュース類を飲む量も大増加。結局その分汗も大増加!?<明>

『週刊少年ジャンプ』1992年42号

巻末コメント[本人]

9月は休日が多いので、その分仕事の進行が厳しくて、なかなかツライ月となってます<明>

『週刊少年ジャンプ』1992年43号

巻末コメント[本人]

うっかり仕事場の整理を始めたら収拾がつかなくなり大慌て。大混乱の部屋に呆然です<明>

『週刊少年ジャンプ』1992年44号

巻末コメント[本人]

仕事部屋に新しいFAXを入れました。でも高機能すぎて使いこなすのは絶望的です…<明>

『週刊少年ジャンプ』1992年45号

巻末コメント[本人]

11月発売のVジャンプ用に新作を描いてますがS(スケジュール)との厳しい闘いの毎日。でも乞ご期待!<明>

『週刊少年ジャンプ』1992年46号

巻末コメント[本人]

仕事に追われ折角のDQV(ドラクエファイブ)も終わりまでやっていません。この誘惑を断つのは大変です<明>

『週刊少年ジャンプ』1992年47号

巻末コメント[本人]

米国(アメリカ)にCGの最新技術を見学に行きました。その絵(グラフィック)の凄さは、まさに驚きの一言でした<明>

『週刊少年ジャンプ』1992年48号

巻末コメント[本人]

11月4日発売のVジャンプにオールC(カラー)の新作をかいています。そちらも是非読んでね!<明>

オールCの新作は『DUB&PETER1』という漫画の事

『週刊少年ジャンプ』1992年49号

巻末コメント[本人]

長い間たくさんのアドバイスをしてくれた担当の近藤氏が他の編集部へ。感謝してます!<明>

近藤裕氏は鳥山明の2代目担当。これ以降は武田冬門氏が3代目担当を務める。

『週刊少年ジャンプ』1992年51号

巻末コメント[本人]

新しい担当さんが打ち合わせにきて、その巨体にビックリ。ひょっとして体重3ケタ…!?

DRAGONBALL大全集7「鳥山明ベストオブ巻末コメント」より引用

鳥山明『ドラゴンボール』第35巻、集英社<ジャンプコミックス>、1993年9月8日第1刷発行、2010年5月12日第73刷発行。

著者近影[本人]

このコミックスで孫悟空が死んでしまいました。ボクは、自分の描いたキャラクターには、あまり思い入れが、ない方なのですが、さすがに10年近くも描き続けた主人公の死には、 ちょっとかわいそうかなと思ってしまいました。他の方法も考えたのですが、やっぱり死んでもらうのがベストだと思ったのです。一応、暗くならないようには気を遣いましたが孫悟空くん、ごめんなされ、許してね。

●週刊少年ジャンプ・H5年10号~21・22合併号掲載分収録

鳥山明『ドラゴンボール』第36巻、集英社<ジャンプコミックス>、1993年11月9日第1刷発行

著者近影[本人]

久しぶりに自転車に乗ったら、ほんのちょっと走っただけで、足がグダグダに疲れてしまった。子供といっしょにディズニーランドで、はりきって歩き廻っていたら、つぎの日、熱を出して寝込んでしまった。海に行ったとき、肩には自信があったので、得意になって石を投げていたら、絵も描けないぐらい腕が痛くなってしまった。完全な運動不足である。仕事なんかしてないで、遊ばなくては!

●週刊少年ジャンプ・H5年23号~34合併号掲載分収録

『週刊少年ジャンプ』1993年9号

巻末コメント[本人]

「天下一試験会」の例題を読んだが、作者にも難問!?う~んどんな人が優勝するんだ!?

DRAGONBALL大全集7「鳥山明ベストオブ巻末コメント」より引用

『週刊少年ジャンプ』1993年27号

巻末コメント[本人]

なにかのインタビューで、座右の銘は?と聞かれ、おもわず"楽"と答えてしまった私…。

DRAGONBALL大全集7「鳥山明ベストオブ巻末コメント」より引用

『週刊少年ジャンプ』1993年43号

巻末コメント[本人]

車のデザインをしてると何日でも徹夜できる。ひょっとして仕事より好きだったりして。

DRAGONBALL大全集7「鳥山明ベストオブ巻末コメント」より引用

『週刊少年ジャンプ』1993年47号

巻末コメント[本人]

12月から始まる鳥山明展。自分の名前の展覧会ではずかしいけど、みんな見にきてね。

DRAGONBALL大全集7「鳥山明ベストオブ巻末コメント」より引用

Vジャンプ編集部『ドラゴンクエストI・II』、集英社<Vジャンプブックス[ゲームシリーズ]>、1994年1月25日第1刷発行

ゲーム攻略本。鳥山先生だけが知るモンスター話大公開。

鳥山明先生のモンスター[本人]

意外!?スライムの隠された話

数あるモンスターのなかで、すごい人気が出ちゃったスライム。
実は、描いたときそんなに入れ込んだキャラじゃなかったんすよね。
スライムってドロドロでペシャンコのイメージがあって、
それが嫌だから立体に描いた。それだけで人気者になるとは思わなかったっす(笑)。

なにげないキャラこそ好きだなぁ~

ボクの描いたモンスターで、みんなに注目してもらいたいなぁと思うのは、
ボスや人気の高いキャラじゃないんですよ。
あまり目立たなくて、なにげないそぶりのキャラなんすよ。
ボク自身、そんなキャラのほうが好きですし、楽しい気分で描いていますから、
キャラも生き生きしてると思うなぁ。

一番印象に残ったキャラは?

ボクって結構、自分の描いたキャラに執着しない人なんすよ。
だから、いっぱい描くと忘れちゃうキャラもいたりして(笑)。
でも『ドラゴン』だけはいまだに覚えているなぁ。ああいう形、好きなのかも?
モンスターとしてはなにげないでしょ。
あ、ほら、だからなにげないのが好きだっていったっしょ(笑)。

鳥山明、小山高生、中鶴勝祥『Dr.スランプ アラレちゃん』、集英社<ジャンプジェイブックス>、1994年4月30日第1刷発行

小山高生(文)・中鶴勝祥(絵)による小説版
鳥山明の後書きあり。

あとがき[本人]

現在、僕が週刊少年ジャンプで執筆中の「ドラゴンボール」が連載十年目。ということは、その前に連載していた「Dr.スランプ」が終了して、もう十年近くたつということです。十年ひと昔といいますが、未だに「アラレ」達ペンギン村の面々を愛し、支持してくれる読者がいるということは、驚くと同時に、作家冥利に尽きるな、というのが正直な感想です。すでにいろんな所に書いたことなので、ご存知のことと思いますが、「Dr.スランプ」は、そんなに長期的な構想があって始めた作品ではありません。それが、現在に至るまでアニメ化され漫画化され、さらに今回小説化されるということは、これはもう作者の創りだしたキャラクターというワクを超え、彼らが確立した一個の人格になっているということなのでしょう。僕自身はたぶん再びDr.スランプを描くということはないでしょうが、彼らなら大丈夫。きっといろんな人達の知恵やアイデアに助けられながら、たくましく、そして元気に生き続けていくことでしょう。

一九九四年三月

鳥山明

鳥山明『ドラゴンボール』第39巻、集英社<ジャンプコミックス>、1994年12月7日第1刷発行、2010年2月9日第73刷発行

著者近影[本人]

早いもので、ドラゴンボールを描き始めて、10年である。考えてみれば、この数字は根性のないボクには驚異的な事で、我ながらよくやってるとしか思えない。趣味はさておき、仕事では絶対にナマケ者のはずなのにである。気がついたら、「あ!しまった!つい頑張ってしまった!」という感じがする。いいかげんにして10年ぶんボケ~~~~と、しなければ!!やはりボクは週刊連載向きじゃないかも。

●週刊少年ジャンプ・H6年13号~26号掲載分収録

『週刊少年ジャンプ』1994年8号

巻末コメント[本人]

3週間にわたる長期休暇も終わり、また今年もバリバリ描くぞ~!!という夢を見た。正夢!?

DRAGONBALL大全集7「鳥山明ベストオブ巻末コメント」より引用

『週刊少年ジャンプ』1994年16号

巻末コメント[本人]

ああ、もっと田舎の、湖畔の瀟洒な家に移り住みたい…けど、家族の猛反対をうけ実現不能。

DRAGONBALL大全集7「鳥山明ベストオブ巻末コメント」より引用

『週刊少年ジャンプ』1994年26号

巻末コメント[本人]

飼い犬が体調を崩して入院した。峠を越して退院し、ひと安心。犬だって家族同然だものね。

DRAGONBALL大全集7「鳥山明ベストオブ巻末コメント」より引用

『週刊少年ジャンプ』1994年32号

巻末コメント[本人]

ブウというキャラが勝手に動きだしはじめた。ひょっとしたらすごいキャラに成長するかも!?

DRAGONBALL大全集7「鳥山明ベストオブ巻末コメント」より引用

『週刊少年ジャンプ』1994年47号

巻末コメント[本人]

ふっふっふ、ドラクエとクロノのパッケージイラストを描きあげたぞ!!楽しみに待っててね<明>

『週刊プレイボーイ』1995年6月6日号、集英社

特集「『DRAGON BALL』は永遠に不滅です!」に寄せられた鳥山明のメッセージ[本人]

「やりたいっすよ、次を。そのためにやめたいと思ったってのもあるし。
不器用だから他をやりながらってのがダメなんです。
この作品をやって純粋にストーリー漫画の面白さってのもわかりましたし、
自分では動きのある絵もやっと描けるようになってきたなあと思い始めた。
今は具体的じゃないけど、いっぱいやりたいことありますから。
僕は何かやってないと落ち着かない人間。しばらく休んだら、また新しい作品を必ず描きますから。」

(229頁)

『クロノ・トリガー ザ・パーフェクト』、集英社<Vジャンプブックス[ゲームシリーズ]>、1995年6月4日第1刷発行

制作者の坂口博信、堀井雄二による対談。キャラクターデザインの鳥山先生についても言及あり

堀井雄二VS坂口博信 完全燃焼トークバトル!![被言及]

『DRAGONBALL大全集1 COMPLETE ILLUSTRATIONS』、集英社、1995年6月25日第1刷発行

作者の巻頭コメント[本人]

ドラゴンボールのハッピーエンドを記念して全集を出していただけることになりました。今回の1冊目はイラストレーションというか、色のついたマンガのカットの特集です。こうしてみると10年間とちょっとで、ずいぶんたいくさんのカットを描かされ…いや、描いたものです。自分でも今見ると、ゲゲッとなってしまうような絵が多くてもうしわけないのですが、よろしかったら大きな心で見てやってください。

とりやまあきら

鳥山明的超会見(スーパーインタビュー)第1回「進化するイラストレーション」[本人]

1995年4月21日 山の上ホテルにて収録

『DRAGONBALL大全集2 STORY GUIDE』、集英社、1995年8月9日第1刷発行

小冊子「神龍通信第2号」が挟まれている。
其之一 ブルマと孫悟空」と「其之五百十九 バイバイドラゴンワールド」をフルカラーで収録。

作者の巻頭コメント[本人]

全集の第2弾は『ストーリー編』だそうです。
いきあたりばったりでマンガを描いているわしには
ストーリーといわれてもただお恥ずかしいだけ
ですが、それでも絵を描いている時より話を
考えている時の方が仕事にしてはちょっとだけ
楽しいかも。まあでも正直いって後半の方の話は
けっこうムリして考えてたから苦しかったですけど。
くこんなので続いたもんだな~と思ってます。

とりやまあきら

歴代担当者(+鳥山明)座談会第2回(神龍通信収録)[本人]

鳥嶋和彦(とりしま かずひこ)…初代担当(Dr.スランプに引き続き「ドラゴンボール」を第23回天下一武道会終了まで担当)
近藤裕(こんどう ゆう)…2代目担当(サイヤ人編から完全体セルの登場直前まで担当)
武田冬門(たけだ ふゆと)…3代目担当(完全体セル登場から、最終回までを担当)
鳥山明(とりやま あきら)…原作者

ちかごろのワシ(神龍通信収録)[本人]

というわけでわしはほとんどマスコミや講演会とかには出たりしないっす。もともとそういうのキライだし。
まあ人前に出るようなカオじゃないってのもありますけど。
この全集でも写真はカンベンしてほしいってたのんだんすけど
そういうわけにもいかないらしいので だれかよくわからないように写してもらったっす。すいませーん。
これからはもっともっとがんばっててっていてきに出ないようにしようとおもってるっす!

(「ちかごろのワシ」より一部抜粋)

I LOVE DRAGONBALL 第2回「香取慎吾(SMAP)」(神龍通信収録)[被言及]

DBは連載が始まったころから読んでました。そのころのボクは、悟空みたいな小学生だったんですよ。山ばっかりのところに住んでましたから。DBの登場人物の中で一番好きなのは、ピッコロですね。かっこいいですから。SMAPのメンバーをDBキャラに例えると…やっぱり木村くんはベジータかな。中居くんは悟空、明るくて屈託のないところなんかそっくり。森くんは天津飯かな。吾郎ちゃんはピッコロ。草彅くんはクリリンか、ヤジロベー。ボクは悟飯ですね。小学、中学、高校と、ボクらはDBを読んで大きくなったんです。DBはボクらの世代のマンガですよね!!連載が終わってしまってちょっぴり悲しいですけど、鳥山先生にはとっても感謝しています!

この頃(1995年)のSMAPはまだ森且行が在籍していた。

鳥山明的超会見(スーパーインタビュー)第2回「予想もつかないストーリー」[本人]

1995年5月23日 樓外樓飯店にて収録

『DRAGONBALL大全集3 TV ANIMATION PART 1』、集英社、1995年9月9日第1刷発行

小冊子「神龍通信第3号」が挟み込まれている。

作者の巻頭コメント[本人]

とりやまあきら

今回の全集はドラゴンボールアニメの前編ということらしいです。正直いうとわしは始めの頃のアニメは、なんとなくどこかにドクター・スランプ的なやさしさというかちょっと甘さを引きずっていてあまりスキではなかった覚えがありますが、昔の方がかわいくてスキって人もけっこう多いみたいですね。どっちにしてもスタッフの方々には本当にお世話になって感謝しております。

アニメドラゴンボールメインスタッフ座談会第1回(神龍通信収録)[被言及]

清水賢治(しみず けんじ)…フジテレビプロデューサー(『DB』、『Z』、『キャプテン翼J』、『ちびまる子ちゃん』等々)
森下孝三(もりした こうぞう)…東映動画プロデューサー(『DB』、『Z』、『Dr.スランプ』劇場用新シリーズ)
菊池俊輔(きくち しゅんすけ)…音楽(『Dr.スランプ』、『DB』、『Z』)
小山高生(こやま たかお)…シリーズ構成・脚本(『Dr.スランプ』の頃から脚本、『Z』以降のシリーズ構成)
山内重保(やまうち しげやす)…演出(『Z』45話以降で演出を担当)
山室直儀(やまむろ ただよし)…作画監督(『DB』7話より原画を担当、『Z』以降のTVシリーズと、93年春以降の劇場版で作画監督)
野沢雅子(のざわ まさこ)…孫悟空、孫悟飯、孫悟天役

ちかごろのワシ(神龍通信収録)[本人]

わしは人間ギライでめったに自分からはだれかに会おうとはしないのだがこの3人の若い天才たち(※漫画家の桂正和、漫画家・イラストレーターの寺田克也、造形師の竹谷隆之)に会うのは悪くない。それぞれ独自のいいセンスをもっているのでわしも刺激になるからね

「ちかごろのワシ」より一部抜粋

I LOVE DRAGONBALL 第3回「佐竹雅昭(空手家)」(神龍通信収録)[被言及]

ジャンプは小学校から読んでいたから、『DB』もずっと読んでいるんだ。天下一武道会とか、異種格闘技戦のトーナメントみたいで面白いよね。キャラクターとしての悟空だけど、彼はいつも無心で闘うでしょ。それが、いろんな事を吸収する結果になるじゃないですか。無心に帰って闘い、そして強い。悟空はある意味で理想的な闘技者だと思うな。『DB』にはいろんな闘いがあったけど、全体に流れてる、「最後は手を握り合える」っていうあのスピリットは大事だと思う。みんなもボクも、いろんな闘いを抱えてるけど、やっぱり最後はシェイクハンドでいきたいね。

鳥山明的超会見(スーパーインタビュー)第3回「アニメーションとの融合(フュージョン)」[本人]

1995年6月5日 鳥山先生宅にて収録

『DRAGONBALL大全集4 WORLD GUIDE』、集英社、1995年10月9日第1刷発行

付録の小冊子「神龍通信第4号」にDBイベントで勝ち上がったファンによる座談会と、漫画家のさくらももこが寄せたコメントが収録されている。

作者の巻頭コメント[本人]

第4集はドラゴンボールの『ワールドガイド』ということらしいです。
スタッフのみなさんは、そうとう苦労されたことと思います。
特に建物の配置や地図など、ボクはかなりいいかげんにいきあたりばったりで
描いているうえにボク自身がはっきり決めていなかったことも多くあり
ちっともつじつまが合わずにウンザリしたのではないでしょうか。ドーモ スイマセン

とりやまあきら

DBファン座談会(神龍通信収録) [被言及]

ドラゴンボールの知識を競うイベント「天下一試験会」の成績上位者が語り合った。

ちかごろのワシ(神龍通信収録)[本人]

前回いったように「ちかごろのワシ」はパスさせてもらった。とくにこれといってかくことなんかないもーんというわけで今回はドラゴンボールをかくときに使う主なワシの仕事道具をはげしく紹介してしまおう!参考にしてキミもマンガをかいてしまえ!

原稿用紙(ケント紙)
ペンとペン軸(ゼブラのGペン、木製のペン軸)
インク(パイロットの証券用インク)
カラーインク(ルマ)
定規
筆(天祥堂の面相筆)
シャープペンシル
修正用のホワイト(ルマ)
テレビ
タバコ
メガネ
耳かき

I LOVE DRAGONBALL 第4回「さくらももこ(漫画家)」(神龍通信収録)[被言及]

鳥山先生の素晴らしさは、私のつたない文章ではとても書ききれませんが、あえて申し上げるならば、確かな画力とあふれるユーモアと、邪気のない天真爛漫なキャラクターにあると思います。そのキャラクターの魅力は皆様もよく御存知だと思いますが、アラレちゃんから始まり悟空、悟飯、悟天、その他脇役に至るまで、その純粋さが大きなエネルギーの原動力の全てにつながっています。私は鳥山先生のキャラクターのあまりの純粋さに何度か涙を流して感動いたしました。鳥山先生のお人柄の表れだと思います。鳥山先生の純粋なエネルギーが、こんなにステキな作品に込められて多くの人に届けられる事はうれしい事です。大好きな鳥山先生の作品に、これからもますます期待と応援を送らせていただきます。鳥山先生、お体をお大事に、どうかお元気でお仕事なさって下さいね。

さくらももこ

鳥山明的超会見(スーパーインタビュー)第4回「なにがおきてもおかしくない世界」[本人]

1995年7月24日 金沢市観光会館にて収録

『DRAGONBALL大全集5 TV ANIMATION PART 2』、集英社、11月7日第1刷発行

付録の小冊子「神龍通信第5号」にはアニメ『ドラゴンボール』メインスタッフ座談会第2回と、ドラゴンクエストの堀井雄二のコメントが収録されている。

作者の巻頭コメント[本人]

今回の全集はドラゴンボールアニメの後編と
いうことですが、そういえばテレビのシリーズは
原作のないオリジナルとなってもう少し続くそう
です。だいたいこんなかんじで、という大まかな
脚本を見せていただいたかぎりでは、なかなか
よく考えてあっておもしろくなりそうなフンイキです。
これからはみなさんと同じように「この後、どう
なるんだろう!?」などと家でテレビ放映を
みながらドキドキハラハラできるわけです。
楽しみにしておりますのでスタッフの皆さん、
どうぞよろしくお願いします。

とりやまあきら

ここで鳥山先生が言っている「原作のないオリジナル」は1996年2月から放映された『ドラゴンボールGT』

アニメドラゴンボールメインスタッフ座談会第2回(神龍通信収録) [被言及]

清水賢治(しみず けんじ)…フジテレビプロデューサー(『DB』、『Z』、『キャプテン翼J』、『ちびまる子ちゃん』等々)
森下孝三(もりした こうぞう)…東映動画プロデューサー(『DB』、『Z』、『Dr.スランプ』劇場用新シリーズ)
菊池俊輔(きくち しゅんすけ)…音楽(『Dr.スランプ』、『DB』、『Z』)
小山高生(こやま たかお)…シリーズ構成・脚本(『Dr.スランプ』の頃から脚本、『Z』以降のシリーズ構成)
山内重保(やまうち しげやす)…演出(『Z』45話以降で演出を担当)
山室直儀(やまむろ ただよし)…作画監督(『DB』7話より原画を担当、『Z』以降のTVシリーズと、93年春以降の劇場版で作画監督)
野沢雅子(のざわ まさこ)…孫悟空、孫悟飯、孫悟天役

ちかごろのワシ(神龍通信収録)[本人]

I LOVE DRAGONBALL 第5回「堀井雄二(ゲームデザイナー)」(神龍通信収録)[被言及]

鳥山先生とは、初代『DQ(ドラゴンクエスト)』のキャラクターデザイン以来、ずっとおつき合いさせてもらってます。当時僕がジャンプでやってた連載コーナーがきっかけでしたね。『DB(ドラゴンボール)』は始めからずっと読んでるんですが、マンガの王道に、先生の個性と今風のノリが絶妙に混ざってるのがすごくいい。一番感心したのが、悟空が初めてシッポを無くした時に言ったセリフで、「ま、いいか」ってやつ(笑)。こだわらないというか、深刻ぶらないところがいいなって思いましたね。どんなに真剣に生きていても、クヨクヨせず明るくやってる。そんな『DB(ドラゴンボール)』ワールドが、ボクは大好きなんです。

鳥山明的超会見(スーパーインタビュー)第5回「可能性へのチャレンジ」[本人]

1995年6月5日 鳥山先生宅にて

『DRAGONBALL大全集6 MOVIE & TV SPECIALS』、集英社、1995年12月9日第1刷発行

付録の小冊子「神龍通信」にアニメ『ドラゴンボール』メインスタッフの座談会と、フランス文学者の奥本大三郎の寄せたコメントが収録されている。。奥山先生が編集・翻訳した「ファーブル昆虫記」文庫版のカバー絵を描いたのは鳥山明である。

作者の巻頭コメント[本人]

今回の大全集は劇場アニメ映画の特集ということです。
正直いってしまうと、ワシはドラゴンボールをみに映画館へ行ったことは
いちどもありまへん(Dr.スランプも)
だって自分が原作のアニメを他のみんなとみてしまうというのは
ぜったいはずかしいし、
なんとなく江戸っ子っぽくないでしょ?(あ、江戸っ子じゃないか)
家でこっそりビデオでみることにしております

ワシの息子はドラゴンボールにほとんど興味がなかったのですが、
近頃、少しは認めるようになって映画館にも行ってるようですが、
娘の方はてんでキライらしくてテレビでやっていてもまったくみようとはしません。
ま、いいか。

とりやまあきら

アニメドラゴンボールメインスタッフ座談会第3回(神龍通信収録) [被言及]

清水賢治(しみず けんじ)…フジテレビプロデューサー(『DB』、『Z』、『キャプテン翼J』、『ちびまる子ちゃん』等々)
森下孝三(もりした こうぞう)…東映動画プロデューサー(『DB』、『Z』、『Dr.スランプ』劇場用新シリーズ)
菊池俊輔(きくち しゅんすけ)…音楽(『Dr.スランプ』、『DB』、『Z』)
小山高生(こやま たかお)…シリーズ構成・脚本(『Dr.スランプ』の頃から脚本、『Z』以降のシリーズ構成)
山内重保(やまうち しげやす)…演出(『Z』45話以降で演出を担当)
山室直儀(やまむろ ただよし)…作画監督(『DB』7話より原画を担当、『Z』以降のTVシリーズと、93年春以降の劇場版で作画監督)
野沢雅子(のざわ まさこ)…孫悟空、孫悟飯、孫悟天役

ちかごろのワシ(神龍通信収録)[本人]

I LOVE DRAGONBALL 第6回「奥本大三郎(フランス文学者)」(神龍通信収録)[被言及]

『Dr.スランプ』連載当初のカラーページを見て「なんてきれいな絵なんだろう」と思って。それ以来の鳥山ファンなんです。『DB』も物語に思いもかけない展開があり「やはり鳥山先生は天才だな」と思います。それに女性キャラもかわいい。ブルマとか色っぽくていいです(笑)。

鳥山明的超会見(スーパーインタビュー)第6回「原点、そして未来へ…」[本人]

1995年10月5日 集英社にて収録

『週刊少年ジャンプ』1995年2号

巻末コメント[本人]

さる国際スターがDBを実写化したいという申し込み。まだ決めてないけど実現するかもね。

DRAGONBALL大全集7「鳥山明ベストオブ巻末コメント」より引用

『週刊少年ジャンプ』1995年5・6号

巻末コメント[本人]

ふりむけばDBも連載10年。10年ひと区切りということで今年は新たな気分で執筆しまくるぞ~!!

DRAGONBALL大全集7「鳥山明ベストオブ巻末コメント」より引用

『週刊少年ジャンプ』1995年11号

巻末コメント[本人]

かわいがっていた犬がついに病気に勝てず天に召されました。あの世で悟空と遊んでおくれ。

DRAGONBALL大全集7「鳥山明ベストオブ巻末コメント」より引用

『週刊少年ジャンプ』1995年12号

巻末コメント[本人]

何げなく考えたフュージョンだけど、コンテストしたら面白いよね。亀仙人とかブルマとか…。

DRAGONBALL大全集7「鳥山明ベストオブ巻末コメント」より引用

『週刊少年ジャンプ』1995年25号

巻末コメント[本人]

10年間応援してくれた読者のみなさんには、感謝してもしきれません。本当に…ありがとう。

DRAGONBALL大全集7「鳥山明ベストオブ巻末コメント」より引用

『DRAGONBALL大全集7 DRAGON BALL大辞典』、集英社、1996年2月25日第1刷発行

付録の小冊子「神龍通信」に桂正和(漫画家、鳥山明の友人)の寄せたコメントが収録されている。

作者の巻頭コメント[本人]

この大全集の最後、第7巻はドラゴンボール大事典であります。毎回、この本をつくってもらっているスタッフのみなさんはメッチャ大変だとおもいますが、今回はさらに地獄を見たのではないでしょうか。ホントにごくろうさまでした。物忘れのはげしいボクなどは作者のくせにわからなくなっていることが多く、よくこまっていたので、この大事典が連載中にあればずいぶん助かったろうにとおもうと、ちょっとくやしいのであります。なにはともあれスタッフ、そしてドラゴンボールファンのみなさんどうもありがとうございました。

神龍通信最終号記念この先どうなるインタビュー(神龍通信収録)[本人]

ちかごろのワシ(神龍通信収録)[本人]

I LOVE DRAGONBALL 第7回「桂正和(漫画家)」(神龍通信収録)[被言及]

ドラゴンボールファンのみなさん初めまして、わたしは"K2RMAN"こと桂正和でございます。鳥山先生とは、16年間親しくさせていただいております。最近は仕事のことでもいろいろと相談にのっていただいており、D・N・A2という作品の時に「キミ、主人公を変身させるなら髪の色を変えてみたら?」と言われ、そしてさらに、「戦わせるしかないって」のセリフに、神の言葉を感じ、それじゃまるで超サイヤ人じゃないのか?という不安をいだきつつ描いたらDB(ドラゴンボール)ファンの方々に「バカにするな!」だの「マネするな!」だのしかられたというアマずっぱい思い出もあります。そんなワケで今回、悟空と18号を描かせていただくことになりました(どんなワケだ?)。まるで原宿や渋谷に行きそうな悟空になってしまいましたが、どーかファンの方はおこらないでください。

THANKS A LOTS 鳥山明[本人]

ドラゴンボールは、これまでホントにたくさんの方々にお世話になってきました。応援してくださった世界中のファンのみなさまはもちろん、3人の担当さん(鳥嶋さん、近藤さん、武田さん)には特にお世話になりました。さらに集英社、コミックス、特集本、アニメーション、テレビ、映画、オモチャ、ゲーム、グッズ、イベント…などなどの関係者のみなさま、そして奥様、家族、友人にも、はげしくお世話になりました。悟空たちキャラクターのみんなもがんばってくれました。わしはホントにシアワセ者です。どうもありがとうございました!!そういえばこれまでみなさまからファンレターやプレゼントなどをたくさんいただいてはげまされたのにもかかわらずお返事をまったくだせずすみませんでした。失礼ながらこの場をおかりしておわびします。ごめんなさい。

それではさようなら
1995年12月
鳥山明

鳥山明『鳥山明○作劇場』 第3巻、集英社<ジャンプコミックス>、1997年8月9日第1刷発行

「豆次郎くん」

初出:『週刊少年ジャンプ』1988年38号

「空丸くん日本晴れ」

初出:『週刊少年ジャンプ』1989年13号

「貯金戦士CASHMAN」

初出:『Vジャンプ』1990年12月12日号、1991年6月26日号、1991年11月27日号

「DUB&PETER1」

初出:『Vジャンプ』1992年11月22日号~1993年4月4日号

「GO!GO!ACKMAN」

初出:『Vジャンプ』1993年7月号~1994年10月号

著者近影[本人]

ボクは今、あのメチャきつい週刊連載から解放され、すこしゆったりとした時間が送れるようになった。おかげでイヌとウサギとフナだけでなく、前からやってみたかった熱帯魚と海水魚と水草の飼育を始めた。本をどっさり買い込んで日夜研究にはげんでいるのだが、ちょっとハリキリすぎて数が増え、毎日の世話が、ちょっと大変。さらに子供にせがまれてリスまで…。もう連載などできない…。

鳥山明『COWA!』、集英社<ジャンプコミックス>、1998年5月6日第1刷発行

全1巻

著者近影[本人]

最近はトシのせいか、ちょっと腕が痛いのと、完全にひとりだけで仕事をしたいのとで、
二度と週刊連載はやらないと決めていたのですが、編集長がボクの最初の担当さんだったこともあって、
短期間ではあるけどつい描くはめに…。
どうせならと、以前から、一度試してみたかった少しだけ絵本っぽい表現と、
本当は主役にしたかった無愛想なオジサンなど、わがままいって描かせてもらいました。

●週刊少年ジャンプ・H9年48~50号、52号、H10年1号、4・5合併号~8号、10~12号、14号、15号掲載分収録

鳥山明『カジカ』、集英社<ジャンプコミックス>、1999年1月13日第1刷発行

著者近影[本人]

この頃、仕事は奥さんとコンピューターに、ちょっとだけ手伝ってもらってるけど、
できるだけボク一人でやるようにしている。自分だけのペースでできるからだ。
ただかなりしんどいので、この『カジカ』のように12回ぐらいが限界。
というわけで、この間の犬とウサギの世話は両親に頼み、ハムスターは子供の担当。
だが小さいのもいれて18本の水槽にいる魚たちのエサやりと水換えだけは、
自分にしかわからないコツがあるので、頼むわけにはいかないのだ。きついぞ~。

●週刊少年ジャンプ・H10年32号~44号掲載分収録

寺田克也『寺田克也全部』、講談社、1999年10月31日第1刷発行

大東京物語[被言及]

鳥山明と寺田克也

漫画家・寺田克也の画集。その内の一枚「大東京物語」に友人の鳥山明に自分の自転車を見せびらかしている一コマあり。
初出:雑誌「Begin」(世界文化社)

鳥山明『SAND LAND』、集英社<ジャンプコミックス>、2000年11月7日第1刷発行

著者近影[本人]

今回は、どうせなら個人的に描いてて楽しい(はずだった)、じいさんと戦車の漫画でいこうと短期連載で始めたのだが…。
戦車は思った以上に描くのが大変で、しかも例によって全てをひとりだけで仕上げる事に意地を張っていることもあり、
たちまち後悔をするはめに。珍しく最後まで話はほとんど決まっていたので、変更するわけにもいかず、
かくして私は自ら地獄に落ちていったのであった……。

●週刊少年ジャンプ・H12年23号~36・37合併号掲載分収録

尾田栄一郎『尾田栄一郎画集 ONE PIECE COLOR WALK 1』、集英社<ジャンプコミックスデラックス>、2001年7月24日第1刷発行

『ONE PIECE』の尾田栄一郎の画集。鳥山明との対談ページがある。

MONOCHROME TALK 鳥山明×尾田栄一郎[本人]

―それではまず、尾田先生の、鳥山先生に対する想いを教えて下さい。
尾田:そりゃぁもう、神様ですね。次元が違います。とにかく絵が上手すぎますね!
鳥山:な~んかオレ、居心地が悪いんだけど(爆笑)
尾田:実はぼく、『アラレちゃん』はぜんぜん読んでなかったんですよ。鳥山先生の漫画との出会いは、『ドラゴンボール』の二話目だったんですけれど、見て一目ぼれしましたね。「上手すぎ!」って。ぼく、ディズニーが大好きだったんですけれど、「ディズニーよりうめぇ!」って思いましたもん。天下一武道会でランファンっていたの、おぼえてます?
鳥山:お~、いたいた!
尾田:「おぼえてます?」って聞くのも変だけれど、色んなキャラ、忘れていられるみたいだから(笑)。で、ランファンが服、脱いだじゃないですか。あのときのワキが、すっげえ上手かったんですよ。ぼく、こんなにちゃんとワキ描くひと、はじめてだと思いましたもん。
ワキばっかりそのとき描いてましたね、あのころのぼくは。あと、白桃桃(タオパイパイ)※1の手ですね。
鳥山:タオパイパイ……? ちょっとビミョーなキャラになってきたぞ。
尾田:エ~!?白桃桃なんて、めちゃくちゃメジャーなキャラじゃないですかぁ。
鳥山:おさげのヤツ?
尾田:そうそう、殺し屋ですよ。柱飛ばして、自分で乗っていくヤツです。
鳥山:あ~描いた描いた。
尾田:アイツの構えたときの手が、すんごい上手かったんですよ。そのときはまた、手ばっかり描いてましたから。それが『ドラゴンボール』の2大衝撃ですよ、ぼくの。ワキと手。

(略)

尾田:そうそう、鳥山先生のメカイラストは、ホントすごいですよね。
鳥山:あれもでっち上げなんだけどね、ほとんど。でも、推進力は何で、燃料タンクはどこについているとか、一応自分の頭の中だけの設計図みたいなものはあるよね。
尾田:それがすごいっすよ。ふつう、考えられませんよ。機械とか自分、ぜんぜんわからないから描けないっす。
鳥山:理論そのものはでたらめなんだけど、ヘンテコな形したメカとかでも「どう乗り込もう」とか、そのへんだけは考えるよ。
尾田:形とかは、実用性なくったっていいんですものね。
鳥山:でもね、イラストで描くのはいいんだけど、マンガで描いちゃうと、何度も登場させなきゃいけないし、面倒くさいんだよね。はりきって描くとあとで自分の首しめちゃう。

尾田:動かさなきゃならないとかなると一大事ですもんね。そうそう、『ドラゴンボール』でピラフ一味が合体するメカに乗ってたじゃないですか?
鳥山:????
尾田:乗ったんです。あれ、3つのメカが合体して感動したんですよ!
「すげー」って。で、2体でくっつくとダチョウ型になるんですよね。
鳥山:へ~。乗り物?
尾田:うん。
鳥山:ロボット?
尾田:うん。
鳥山:あ~、描いたような気がする。
尾田:変形まで考えられてるって。
鳥山:そんなことまで考えたのか~。
尾田:え~、考えてました(笑)。

※1「白桃桃」と書かれているのは正しくは「桃白白」

鳥山明『鳥山明○作劇場「改(あらため)」』其之壱、集英社<集英社ジャンプリミックス>、2003年7月7日第1刷発行

コンビニコミック。鳥山明本人の文章ではないが、Dr.スランプやドラゴンボールの誕生秘話を書いたコラム「めいきんぐ・おぶ・『ドラゴンボール』『Dr.スランプ』」やドラゴンボールへの質問に答えたQ&Aコーナー「『龍珠』質問箱(ドラゴンボール くえすちょん・ぼっくす)」がある。

「騎竜少年(ドラゴンボーイ) 其之壱」

初出:『フレッシュジャンプ』1983年8月号

「騎竜少年(ドラゴンボーイ) 其之弐」

初出:『フレッシュジャンプ』1983年10月号

「ESCAPE」

初出:『週刊少年ジャンプ』1982年1月増刊号

「ミスター・ホー」

初出:『週刊少年ジャンプ』1986年49号

「MAD MATIC」

初出:『週刊少年ジャンプ』1982年12号

「SONCHOH」

初出:『週刊少年ジャンプ』1988年5号

「トンプー大冒険」

初出:『週刊少年ジャンプ』1983年52号

鳥山明『鳥山明○作劇場「改(あらため)」』其之弐、集英社<集英社ジャンプリミックス>、2003年8月11日第1刷発行

コンビニコミック。

「ギャル刑事トマト」

初出:『週刊少年ジャンプ』1979年8月15日増刊号

「POLA&ROID」

初出:『週刊少年ジャンプ』1981年17号

「剣之介さま」

初出:『週刊少年ジャンプ』1987年38号

「PINK」

初出:『フレッシュジャンプ』1982年12月号

「CHOBIT」

初出:『週刊少年ジャンプ』1983年10号

「ネコマジンZ」

初出:『月刊少年ジャンプ』2001年6月号

『テレビアニメ完全ガイド「DRAGON BALL Z」孫悟空伝説』、集英社<ジャンプコミックス>、2003年10月8日第1刷発行

鳥山明×中鶴勝祥対談[本人]

鳥山明(とりやま あきら)…原作者
中鶴勝祥(なかつる かつよし)…アニメーター(『ドラゴンボールZ』の魔人ブウ編以降のキャラクターデザインを担当)

『ドラゴンボール完全版公式ガイド Dragonball LANDMARK 少年編~フリーザ編』、集英社<ジャンプコミックス>、2003年12月24日第1刷発行

ドラゴンボール完全版の奇数巻に付属でついていた小冊子「龍珠通信」の一部が収録されている(第1回:尾田栄一郎、第2回:岸本斉史、第3回:鈴木信也、第4回:澤井啓夫、第5回:村田雄介、第6回:久保帯人、第7回:矢吹健太朗、第8回:叶恭弘、第9回:いとうみきお、第10回:鈴木央)
1978年から2003年までの鳥山作品の一覧表「鳥山明マンガ作品リスト」が158ページに掲載されている(超便利)

今明かされる、DB(ドラゴンボール)誕生までの道のり!! AKIRA TORIYAMA ON THE ROAD[本人]

欲しい物は絵に描いて…
生徒会長の特権を乱用!?
サラリーマンからマンガ家のタマゴへ
幻のペンネーム
Dr.スランプで連続徹夜新記録
夢の中で描いた完成
ギャグマンガからストーリーマンガへ
ジャッキー・チェンとブルース・リー
アンケートは序盤15位!?

鳥山明ってどんな人!?先生の人柄について、とにかくいろいろ質問しまくってみたぞ![本人]

Q1.今、抱いてる野望は?
Q2.尊敬する人はいますか?
Q3.好き嫌いはありますか?
Q4.好きな動物と嫌いな動物は?
Q5.自分の性格を一言で言うと?
Q6.女の子は好き?
Q7.どんな女の人は好き?
Q8.最近、自分をHだと思った瞬間は?
Q9.読者に昔もらったパンティはどうしましたか?
Q10.仕事中のBGMは?

『ドラゴンボール完全版公式ガイド Dragonball FOREVER STORY 人造人間編~ブウ編 ALL BOUTS&CHARACTERS』、集英社<ジャンプコミックス>、2004年5月5日第1刷発行

今だから言えるDB(ドラゴンボール)製作秘話!! AKIRA TORIYAMA WITH DRAGONBALL[本人]

今も昔も締め切りが何より苦手…
街はさっさと壊して悟空は足止め?
もし上京していたらDBは生まれなかった…!?
設定をつくるコツは最初に緩くしておく!?
DBキャラクターにモデルはいない!?
マンガを「描く」ならスクリーントーンは不要!!
女性が苦手な作者の描くロマンスとは!?
今の生きがいは車のデザイン!!
間や台詞も描き込む絵本
表紙のためにDBを読み返す日々
嬉しいけど照れくさいDB再ブーム
次回作はハッタリと荒唐無稽!?
苦手な人でも読者なら…

鳥山先生にきいちゃいました! DBキャラ編[本人]

Q1.ブルマの髪型にモデルはありますか?
Q2.ランチさんは天津飯に会えたんですか?
Q3.鶴仙人と桃白白って、その後どうなりましたか?
Q4.ミスター・サタンって、どれくらい強いの?
Q5.ヤムチャは幸せになれましたか?
Q6.ベジータはその後、ずっと無職なんですか?
Q7.パンちゃんは強いけど、ブラも強いんですか?

鳥山先生にきいちゃいました! マンガ家編[本人]

Q1.服のデザインはどうやって考えるのですか?
Q2.女の子の体と顔、描いてて楽しいのはどっち?
Q3.マンガ家を志す若者に一言お願いします。

キャラ名の由来を知りたい!というわけで、先生に答えてもらいました。[本人]

孫悟空などのメインキャラクターから、ベエ(犬)などのチョイ役まで名前の由来が2ページびっしりとまとめられている。

鳥山明『鳥山明○作劇場「改(あらため)」』其之参、集英社<集英社ジャンプリミックス>、2004年7月5日第1刷発行

リミックス版に収録にされた作品について鳥山明先生が振り返ったスペシャルコラム「あのころのわし改(あらため)」収録。

あのころのわし改(あらため)其之壱[本人]

騎竜少年(ドラゴンボーイ)
ESCAPE
ミスター・ホー
MAD MATIC
SONCHOH
トンプー大冒険

あのころのわし改(あらため)其之弐[本人]

ギャル刑事トマト
POLA&ROID
剣之介さま
PINK
CHOBIT
ネコマジンZ

あのころのわし改(あらため)其之参[本人]

貯金戦士CASHMAN
豆次郎くん
GO!GO!ACKMAN
空丸くん日本晴れ
ワンダー・アイランド

「貯金戦士CASHMAN」

初出:『Vジャンプ』1990年12月12日号、1991年6月26日号、1991年11月27日号

「豆次郎くん」

初出:『週刊少年ジャンプ』1988年38号

「GO!GO!ACKMAN」

初出:『Vジャンプ』1993年7月号~1994年10月号

「空丸くん日本晴れ」

初出:『週刊少年ジャンプ』1989年13号

「ワンダー・アイランド」

初出:『週刊少年ジャンプ』1978年52号

『テレビアニメ完全ガイド「DRAGON BALL」天下一伝説』、集英社<ジャンプコミックス>、2004年7月7日第1刷発行

この本にはアニメが出来るまでを描いた漫画『奇跡全開!Zパワーの戦士たち!』(作画:のむら剛【現:岡野剛】、『ブイジャンプ』1991年11月27日号)が再録されている。

鳥山明×小山高生×野沢雅子対談[本人]

鳥山明(とりやま あきら):原作者
小山高生(こやま たかお):脚本家(『ドラゴンボールZ』のシリーズ構成/脚本担当)
野沢雅子(のざわ まさこ):声優(孫悟空・孫悟飯・孫悟天の3役を演じる)

『復刻版ドラゴンボールGT パーフェクトファイル vol.1』、集英社<ジャンプコミックス>、2006年4月9日第1刷発行

1997年に発行されたファンブックの復刻版。
鳥山明による『ドラゴンボールGT』のイメージボードが収録されている

『復刻版ドラゴンボールGT パーフェクトファイル vol.2』、集英社<ジャンプコミックス>、2006年4月9日第1刷発行

1997年に発行されたファンブックの復刻版。
鳥山明による『ドラゴンボールGT』のタイトルロゴの原案ラフが収録されている

鳥山明『鳥山明 満漢全席』壹、集英社<集英社文庫>、2008年8月13日第1刷発行

ジャンプ・コミックス『鳥山明◯作劇場』1~3巻収録作品を再構成して収録。
「わたしはこうしてマンガ家になってしまった」vol.1~3
「これをかいていたころのわし」(マッドマチック、ポラアンドロイド、ワンダー・アイランド、ワンダー・アイランド2・ギャル刑事トマト)収録。

「LADY RED」

初出:『スーパージャンプ』1987年2号

「GO!GO!ACKMAN」

初出:『Vジャンプ』1993年7月号~1994年10月号

「DUB&PETER1」

初出:『Vジャンプ』1992年11月22日号~1993年4月4日号

「SONCHOH」

初出:『週刊少年ジャンプ』1988年5号

「剣之介さま」

初出:『週刊少年ジャンプ』1987年38号

「ミスター・ホー」

初出:『週刊少年ジャンプ』1986年49号

「MAD MATIC」

初出:『週刊少年ジャンプ』1982年12号

「POLA&ROID」

初出:『週刊少年ジャンプ』1981年17号

「ワンダー・アイランド」

初出:『週刊少年ジャンプ』1978年52号

「ワンダー・アイランド2」

初出:『週刊少年ジャンプ』1979年1月25日増刊号

「騎竜少年(ドラゴンボーイ) 其之壱」

初出:『フレッシュジャンプ』1983年8月号掲載(※文庫には1983年6月号と書いてある)

「騎竜少年(ドラゴンボーイ) 其之弐」

初出:『フレッシュジャンプ』1983年10月号

巻末あとがき[本人]

鳥山明『鳥山明 満漢全席』貳、集英社<集英社文庫>、2008年9月23日第1刷発行

ジャンプ・コミックス『鳥山明◯作劇場』1~3巻収録作品を再構成して収録。
「わたしはこうしてマンガ家になってしまった」vol.4~6
「これをかいていたころのわし」(チョビット・チョビット2)収録。

「宇宙人ペケ」

初出:『週刊少年ジャンプ』1996年37+38合併号、39号

「貯金戦士CASHMAN」

初出:『Vジャンプ』1990年12月12日号、1991年6月26日号、1991年11月27日号

「空丸くん日本晴れ」

初出:『週刊少年ジャンプ』1989年13号

「豆次郎くん」

初出:『週刊少年ジャンプ』1988年38号

「トンプー大冒険」

初出:『週刊少年ジャンプ』1983年52号

「CHOBIT」

初出:『週刊少年ジャンプ』1983年10号

「CHOBIT2」

初出:『フレッシュジャンプ』1983年6月号

「ESCAPE」

初出:『週刊少年ジャンプ』1982年1月増刊号

「PINK」

初出:『フレッシュジャンプ』1982年12月号

「ギャル刑事トマト」

初出:『週刊少年ジャンプ』1979年8月15日増刊号

「本日のハイライ島」

初出:『週刊少年ジャンプ』1979年4月20日増刊号

あとがき[本人]

ボク達の年代の漫画家は、週刊連載していても、
読み切りや短編などをたくさん描いています。
まあ正確に言えば、仕事嫌いのボクなんかは
進んで描くってわけじゃなく、<たくさん描かされた>というべきですが。
いいのかわるいのか、ボクは過去にはほとんど興味がなく、
先しか見ないっていう性格なので、
あらためて昔の読み切り作品を見てもどんな内容だったのかちっとも思い出せず、
自分でも「この先の展開がどうするんだ?」
なんて、いろんな意味でハラハラしたりします。
ドラゴンボールにしても思い出せない事がいっぱいあったりするほどなので、
それ以前の作品など、ほとんど他人事にようです。
「若くて柔軟な発想だったなあ」
なんて、感心することもたまにはありますが、
たいていは昔の作品なんてお恥ずかしいばかりで、
できれば封印したいほど。
でもまあ。ダメなりにカワイイところもあったりしますので
こっそりと温かい目で読んでいただければ幸いです。

2008年 9月18日 鳥山 明

『DRAGON BALL 超エキサイティングガイド ストーリー編』、集英社<ジャンプコミックス>、2009年3月9日第1刷発行

マンガ「DRAGON BALL」の真実~トリヤマはこう考えていたよスペシャル~[本人]

悟空はどうやって生まれた?
どうして悟空は超サイヤ人に変身すると金髪になるの?

超サイヤ人のデザインを決めたのは、正直いうと、えっ?というような…単純な理由からです。
僕はいつも仕事の手伝いをしてくれるアシスタント君をひとりしか使わないのです。
そのアシスタント君がいつも悟空の髪の毛のベタ塗りに時間を取られていたので、
時間節約のため、というのが一番の理由なんです。
超サイヤ人になれば髪のベタ塗りはしなくてすみますからね。
それに悟空が強くなったことを、見た目にも解りやすくする効果としても、一石二鳥でした。
ただ当時、超サイヤ人になると、約50倍の強さとされていたんですが、ちょっと大袈裟でしたね。
作者の気持ちとしては、今までの10倍ぐらいの変化、という感じで描いていたと思います。

修行はどうやって考えたんですか?
かめはめ波はどうやって考えたの?
好きなバトルベスト5を教えて!
闘いに勝つ秘訣はなんですか?
誰を友だちにしたいですか?何をして遊びたいですか?

『DRAGON BALL 超エキサイティングガイド キャラクター編』、集英社<ジャンプコミックス>、2009年4月8日第1刷発行

マンガ「DRAGON BALL」の真実~トリヤマはこう考えていたよスペシャル~part2」[本人]

キャラクターの名前をシリーズで統一したのはなぜ?
デザインモチーフになったものは?
ちなみに、サタンの本名は?

ミスター・サタンはリングネームで、本名は違うんですよ。
ミスター・サタンの本名は"マーク"です。(悪魔をもじったものです)。
サタンの住む地域は、名字と名前に別れていないところなので、
名前はマークのみになります。
娘のビーデルは、リングネームではなく本名です。
これは、デビルをもじったものですね。

ボールのような世界観はどうやって考えたの?
界王様は世襲制なのでしょうか?
ドラゴンボールって触るとどんな感じ?
1ゼニーは何円くらい?ホイポイカプセルはいくらくらいですか?
ナメック星人は水だけで栄養を取れるの?
「サイヤ人はずっと若いままなの?」
フリーザ一味の持っている星の数は?また、会社のような組織だったの?
ドラゴンボールの技で使ってみたい技は?
悟空の"新技"を考えるならどんな技にしますか?

『週刊東洋経済』2010年2月13日号、東洋経済新報社

武政秀明「過熱する版権争奪戦パチンコ産業の憂鬱」[被言及]

目ぼしい版権はすでに遊技機化され、パチンコに抵抗の強い版権保有者も少なくない。
ある遊技機メーカー幹部は「超人気アニメの『ドラゴンボール』は各社が打診したが、
原作者の鳥山明氏が首を縦に振らない」と明かす。

(39頁)

2014年4月現在『鳥山明がパチンコ化に反対している』とされる最も信頼のおけるソース

門倉紫麻『週刊少年ジャンプ』40周年記念出版 マンガ脳の鍛えかた、集英社<愛蔵版コミックス>、2010年3月24日第1刷発行

漫画ライター門倉紫麻によるジャンプマンガ家37名へのインタビュー、Q&A等を収録した本。鳥山明先生へのメールによるインタビューも収録されている(37~42ページ)。

第1章総論編・4 鳥山明[本人]

Q1.作画時に使う道具の種類(ペン、定規、インクなど)を教えてください。
Q2.キャラクターデザインなどをパソコン上で行う際、気をつけていることはありますか。
Q3.ペン入れの際、滑らかに線を引くコツがあれば教えてください。
Q4.立体感を出す絵を描くコツがあれば教えてください。
Q5.絵に動きを感じさせるためにどのような工夫をされていますか。
Q6.絵を描いていて、「楽しい」と感じるのはどんな時ですか。
Q7.マンガを描く工程(打ち合わせ、ネーム、下描き、ペン入れ)で得意な工程と苦手な工程があれば教えてください。
Q8.ストーリー作りで気をつけていることをお教えください。
Q9.キャラクター作りで大切にしていることをお教えください。
Q10.ご自身の作品で気に入っているところ、好きなところがあれば教えてください。
Q11."少年マンガ"を描く上で、大切にしていることを教えてください。
Q12.本、映画、音楽などで影響を受けてきた作品があれば、タイトルを教えてください。
Q13.鳥山先生がこれまでのマンガ家生活を振り返られた時、ご自身がどう変化してきたと思われますか。
Q14.また『週刊少年ジャンプ』やマンガ界は変化してきたと思われますか。
Q15.最後にマンガ家を目指す人へメッセージをお願いします。

『DRAGONBALL アニメイラスト集 金色の戦士』、集英社、2010年4月21日第1刷発行

「ドラゴンボール」「ドラゴンボールZ」キャラクターデザイン 前田実インタビュー[被言及]

絵柄で言えば「嫌味のない絵」ですね。例えば鳥山先生の絵を「嫌い」って言う人はいないじゃないですか。嫌味がなくて万人に受け入れられる絵柄だと思いますね。それともうひとつの特徴は、鳥山先生の絵ってリアルなんですよ。

「ドラゴンボールZ」キャラクターデザイン 山室直儀インタビュー[被言及]

(前略)鳥山先生は画力ももちろん凄いんですが、1コマのレイアウトの取り方も上手なのでアクションシーンでも敵味方の位置関係が判りやすいですよね。

「ドラゴンボールZ」「ドラゴンボールGT」キャラクターデザイン 中鶴勝祥インタビュー[被言及]

技術的な面での魅力はもちろんだけど、先生の絵を見ていると元気になれるんです。絵からパワーをもらえるというか…。絵を描かない人は気づかないうちに、描く人間なら余計にパワーが伝わってきて、そこが自分にとっていちばん大きいですね。

『テレビアニメ究極ガイド DRAGONBALL 極限バトルコレクションラウンド02 セル編~魔人ブウ編』、集英社<ジャンプコミックス>、2010年8月9日第1刷発行

特別コラム「鳥山明 わしがお答えしまっせ」[本人]

Q1.アニメ化の際、アニメスタッフさんに要望を伝えましたか?
Q2.初めて悟空が動いた姿を見た時、どう思いましたか?声のイメージはどうでしたか?
Q3.アニメのバトルシーンを見て、どのような感想を持たれましたか?
Q4.原作でバトルシーンを描く上で気をつけていたことは何ですか?

「どこで」、「どんな位置関係で」、「どう闘っているか」、
ということをなるべく分かりやすく見せる。ということはいつも意識していました。
ですので、映画でも迫力ばかりで戦闘シーンが分かりにくい作品は好きじゃないですね。

Q5.かめはめ波などの技やポーズを考える際にどんなことで悩みましたか?
Q6.強い敵キャラを作る時、どんなことに気をつけていましたか?
Q7.各キャラの強さのバランスは、事前に決めていたのですか?
Q8.勝敗の結果は、事前に決めこんでいたのでしょうか?
Q9.スカウターはどのようにして生まれたのですか?
Q10.鳥山先生がお好みの戦士を5人あげてください。

別冊宝島編集部編『コワ~いパチンコ店の話』宝島社<宝島SUGOI文庫>、2011年3月18日第1刷発行

部品メーカー社員の談話[被言及]

部品メーカーの次なる手段が版権ビジネスへの参入です。芸能界と太いパイプがあればの話ですが、
部品メーカーのなかでも頭が一つ飛び出るでしょう。
もう10年以上前から漫画家A・Tの版権を、メーカーは競って買おうとしています。
でも、絶対に売ってくれないと思いますけどね

(209頁)

A.Tは恐らく鳥山明の事と思われる

『伝説のジャンプ・リーダーズカップ!!』、集英社<集英社ジャンプリミックス>、2011年4月30日第1刷発行

コンビニコミック。
週刊少年ジャンプ1997年22・23合併号から32号にかけて行われた企画『ジャンプ愛読者杯'97』で掲載された読切10作品が収録。

鳥山明「魔人村のBUBUL」

初出:『週刊少年ジャンプ』1997年22・23号

つのま・るみ『ときめきラブポーション』

初出:『週刊少年ジャンプ』1997年24号

藤崎竜『ユガミズム』

初出:『週刊少年ジャンプ』1997年25号

うすた京介『ビィフィータ』

初出:『週刊少年ジャンプ』1997年26号

秋本治『R・P・G』

初出:『週刊少年ジャンプ』1997年27号

梅澤春人『ICON』

初出:『週刊少年ジャンプ』1997年28号

森田まさのり『ギャングエイジ』

初出:『週刊少年ジャンプ』1997年29号

荒木飛呂彦『岸辺露伴は動かない』

初出:『週刊少年ジャンプ』1997年30号

浅美裕子『ROMANCERS』

初出:『週刊少年ジャンプ』1997年31号

和月伸宏『メテオ・ストライク』

初出:『週刊少年ジャンプ』1997年32号

鳥山明からのコメント[本人]

ボクにはアシスタントがいません。この作品はベタやトーンなどの仕上げをパソコンでやれば楽になるのでは?と試し始めた頃のもので、結局まだまだ不慣れなのと、うまく使えないのとで、手作業でやった方が早いじゃん!などと勉強不足を呪った思い出があります。

DVD『DRAGONBALLZ SPECIAL SELECTION DVD』、2011年8月5日発売

『ドラゴンボールZ』のTVスペシャル2作品(「たったひとりの最終決戦」「絶望への反抗!!」)を収録した書籍扱いのDVD。特典映像として「たったひとりの最終決戦」について語った「鳥山明先生スペシャルコメント」が収録されている。

鳥山明先生スペシャルコメント[本人]

もともとボクは物忘れの激しい方だから、このバーダックという悟空の父親達のキャラデザインを描いた記憶はほとんどない。
たぶんアニメ会社の方から、「こんどこういう設定でオリジナルストーリーをやりたいので…」ということでキャラクターのスケッチを見せてもらい、それを手直ししたのだと思う。 (以下省略)

『週刊少年ジャンプ』2012年33号、2012年7月14日発売

2013年3月30日公開予定のアニメ映画『ドラゴンボールZ』の緊急特報ページに鳥山明のコメントが載せられた

鳥山明のコメント[本人]

珍しく、というより初めてアニメーションに脚本の段階から深く関わらせてもらいました。
なにしろ久しぶりだったので忘れていることも多かったのですが、
さすが原作者、すぐにテンポだけは思い出すことができました。
今回の映画は、オリジナルの雰囲気はそのままに、
ほんの少しだけ味付けを現代風にして、
昔どおりの楽しい娯楽作品になると思います!

(12頁)

別冊宝島編集部編『コワ~いスロット店の話』宝島社<宝島SUGOI文庫>、2012年12月20日第1刷発行

[被言及]

パチスロを「ギャンブル」だとネガティブなイメージで捉える人々もいるため、
使いたくても使えないコンテンツも多い。国民的人気アニメの「D」も、
原作者がタイアップを固辞していると言われている。

(69ページ)

『D』は恐らく『ドラゴンボール』の事と思われる。

『Vジャンプ』2013年5月号、集英社、2013年3月21日発売

『神と神』公開直前

鳥山明先生SP(スペシャル)インタビュー!!![本人]

「いかにも強そうなヤツは実は弱い」っていうのがボクの作品なので。……ナッパとか(笑)。

『ドラゴンボールZ 神と神 オフィシャルムービーガイド』、集英社、2013年3月21日発売

週刊少年ジャンプ2013年4月30日増刊

鳥山明スペシャルインタビュー[本人]

泣かせようとか、感動させようという人は他にたくさんいますので、僕はあくまで娯楽作品でいたいと思っています。

『朝日新聞』2013年3月27日付、朝日新聞社

映画『ドラゴンボールZ 神と神』公開と、展覧会『鳥山明 The World of DRAGONBALL』開催に合わせて行われた朝日新聞の書面インタビューの概要。詳細なやり取りは30日付の夕刊とデジタル版に掲載。

少年のためひたすら描き続けた(38面)[本人]

『朝日新聞夕刊』2013年3月30日付、朝日新聞社

映画『ドラゴンボールZ 神と神』公開と、展覧会『鳥山明 The World of DRAGONBALL』開催に合わせて行われた朝日新聞の書面インタビューの詳細。

「ドラゴンボールZ」鳥山明、映画への思い(3面)[本人]

今回の新作映画で初めて脚本段階からかかわっています(鳥山は原作・ストーリー・キャラクターデザインを担当)。

ハリウッドで実写映画のドラゴンボール(2009年)を作るとき、脚本があまりにも世界観や特徴をとらえておらず、ありきたりの面白いとは思えない内容でした。変更案を提示したにもかかわらず、あまり聞き入れてもらえず、結果は案の定、ドラゴンボールとも言えないような内容でした。この経験もあって、原作者にしか描けない世界観とストーリーで意地を見せたい部分もありました。(以下略)

映画に登場する孫悟空の対戦相手「破壊神ビルス」は、猫のようなビジュアルです。何を参考にしているのですか。
悟空らがますます強い相手と戦うと、戦闘の表現が難しくなるのでは?
長くマンガ連載を続けることが出来た原動力は?
ドラゴンボールはどんな存在なのでしょうか。

『漫道コバヤシ』~映画「ドラゴンボールZ神と神」公開記念!出でよ神龍!!鳥山明先生、アンケート答えておくれーーーっ!!!!!SP~、フジテレビ、2013年4月28日放映

再放送

鳥山明へのアンケート[本人]

今回初めて、映画の脚本に深く関わったと伺いましたが、その理由を教えてください
舞台を魔人ブウとの戦いから数年後に設定したのはなぜですか?
新キャラ ビルスとウイスを作り上げる上でこだわった部分はどこですか?

ケンドーコバヤシからの質問[本人]

キャラクターたちのその後の人生を教えてください。※特に、ヤムチャ、天津飯、餃子
もしもDBを書き直すとしたら、やり直したいエピソードはありますか?
DBを実写化するとしたら、どんなキャスティングをしたいですか?

これは、例のとんでもなくすごい出来だった、ハリウッド実写版の時にも少しだけ考えたことがありますが、結局誰も思い浮かびませんでした。ジャッキー・チェンさんが若い頃でしたら、絶対に悟空は彼しかいないと思ったでしょうか。

ちなみに、鳥山先生が出演するとしたら誰の役をやりますか?

自分の原作に自分が出るなんてサイテーだけど、どうしてもというなら武道会を見ている目立たない観客がいいです。

ちなみに、ヤジロベー役にケンドーコバヤシはいかがでしょうか?

もちろんヤジロベーならバッチリだと思います。でもあのキャラクターはなぜか自分の中では存在感が薄く、登場させるのをよく忘れていました。

鳥山先生の中では背表紙にヤジロベーを描いたことを忘れてもう一度ヤジロベーを描くくらい存在感が薄い

ドラゴンボールに願いをかなえてもらうとしたら、何をお願いしますか?

家族、知り合い、みんな元気で!というんじゃつまらないですかね。『話を思いついただけで勝手に原稿を仕上げてくれ!』という願いが叶えばメチャメチャうれしいかも。

鳥山明『ドラゴンボール超画集』、集英社<愛蔵版コミックス>、2013年5月14日第1刷発行

『ドラゴンボール』初の画集(ドラゴンボールに関するイラストのみ収録された初の画集という意味。1990年に出た『鳥山明 THE WORLD』はドラゴンボールはもとより、Dr.スランプ、ドラゴンクエスト、短編読み切り等多様なイラストが収録されていた。)

巻頭言[本人]

鳥山明的超会見(スーパーインタビュー)復刻版[本人]

1995年に発売された『ドラゴンボール大全集』第1巻に掲載されたインタビューを収録。

鳥山明的超会見(スーパーインタビュー)最新版[本人]

2013年になって、ドラゴンボール連載開始から現在までのイラストの事を鳥山先生が振り返る。

第32回施川ユウキ先生インタビュー 【バーナード嬢曰く。/鬱ごはん/オンノジetc……】 | 東京マンガラボ、2013年5月31日

2013年4月に『バーナード嬢曰く。』『鬱ごはん』『オンノジ』の3タイトルの単行本を同時に刊行した施川ユウキ先生へのインタビュー。

『オンノジ』―少女とフラミンゴと世界の終わり―[被言及]

僕の漫画の多くはユートピアを、それもすごく閉鎖的で安定した日常がずっと続くかのようなユートピアを描いています。それが元々何の影響かというと、自分の場合は鳥山明先生です。僕が幼い頃1番最初に好きになった漫画が『Dr.スランプ』なんですが、ペンギン村こそ自分の中にある原体験的ユートピアなんです。

『オンノジ』―少女とフラミンゴと世界の終わり―

施川先生は自身の作品世界に大きく影響を与えた者として鳥山明の名を挙げている。バトルではなくペンギン村に代表されるユートピアを描いた作家として。

『週刊少年ジャンプ』2013年33号、集英社、2013年7月13日発売

巻末コメント[本人]

ちょっと古臭い感じの内容ですが最後まで読んでいただければなぜかわかりますよ<明>

銀河パトロール ジャコ 第1話の巻末コメント

『週刊少年ジャンプ』2013年34号、集英社、2013年7月22日発売

巻末コメント[本人]

飼っている生物が多いと連載は大変だ。それなのに今度は鳥をひろってしまった<明>

銀河パトロール ジャコ 第2話の巻末コメント

巻末コメント[被言及]

少し遅いですが、鳥山明先生と一緒に雑誌に載ってるなんて驚愕です。感謝!!<直志>

『ニセコイ』の古味直志先生のコメント

『週刊少年ジャンプ』2013年35号、集英社、2013年7月29日発売

巻末コメント[本人]

ボクの知ってる限りジャンプの作家達はみんな気のいい連中ばかりでとても感心<明>

銀河パトロール ジャコ 第3話の巻末コメント

『週刊少年ジャンプ』2013年36号、集英社、2013年8月5日発売

巻末コメント[本人]

我が家の猫は超寒がりなので真夏でもひなたぼっこをする。見ている方が暑苦しい。<明>

銀河パトロール ジャコ 第4話の巻末コメント

『週刊少年ジャンプ』2013年37+38号、集英社、2013年8月12日発売

巻末コメント[本人]

仕事で追い込まれると寝ても続きを描いている夢を見る。起きるとガッカリだ。<明>

銀河パトロール ジャコ 第5話の巻末コメント

『週刊少年ジャンプ』2013年39号、集英社、2013年8月26日発売

巻末コメント[本人]

この季節は家にヤモリがよく出る。猫がいるので捕まえて逃がすのが僕の役目だ<明>

銀河パトロール ジャコ 第6話の巻末コメント

『週刊少年ジャンプ』2013年40号、集英社、2013年9月2日発売

巻末コメント[本人]

ゴキブリを素手で退治するとドン引きされる。頼まれたからやってあげたのに。<明>

銀河パトロール ジャコ 第7話の巻末コメント

『週刊少年ジャンプ』2013年41号、集英社、2013年9月9日発売

巻末コメント[本人]

酒場のお姉さんからなぜか手紙がくる。偽者がいるようだ。僕は飲みに行かないし <明>

銀河パトロール ジャコ 第8話の巻末コメント

『週刊少年ジャンプ』2013年42号、集英社、2013年9月14日発売

巻末コメント[本人]

先日1年ぶりに2日間だけ休みを取ったがやりたい事が多すぎ迷っただけで終了。<明>

銀河パトロール ジャコ 第9話の巻末コメント

『週刊少年ジャンプ』2013年43号、集英社、2013年9月21日発売

巻末コメント[本人]

忙しくてプラモが作れず溜まるばかり。何回か生まれ変わらないといけないな。<明>

銀河パトロール ジャコ 第10話の巻末コメント

『週刊少年ジャンプ』2013年44号、集英社、2013年9月30日発売

巻末コメント[本人]

ずっと描きたかったライトな漫画絵本が完成して大満足!ご愛読?ありがとう!<明>

銀河パトロール ジャコ +1話(最終話)の巻末コメント

巻末コメント[被言及]

ジャコお疲れ様でした!!憧れの鳥山明先生と同じ誌面に掲載出来て光栄でした!!<隆平>

『べるぜバブ』の田村隆平先生のコメント

ジャンプ・コミック出版編集部・編『DRAGON BALL Z 神と神 アニメコミックス』、集英社<ジャンプコミックス>、2013年10月9日第1刷発行

2013年3月30日に公開された映画『神と神』のアニメコミックス。巻末に「鳥山明先生神級(かみきゅう)インタビュー」収録

鳥山明先生神級(かみきゅう)インタビュー[本人]

映画制作に参加したご感想は?
どういうスタンスで作業をしたのですか?
「破壊神」と聞いて、鳥山先生から提案したアイディアは?
ビルスのバトル演出で要望したことは?
「完全悪ではない」敵キャラクターを作った理由は?
ビルスのお気に入りのシーンは?
ビルスの星のモチーフは?
ゴッドのビジュアルの着想は?
「6人のサイヤ人」という設定にした理由は?
破壊神ビルスと比較してゴッドの強さは?
ゴッドの悟空がビルスに負ける結末にした理由は?
悟空は今後もゴッドに変身できますか?
今後、他のサイヤ人もゴッドになれる可能性はありますか?
もし次回作があれば、関わりたいですか?
『ドラゴンボール』の今後の展開は?
鳥山先生にとって『ドラゴンボール』という作品とは?
最後に読者にメッセージをお願いします。

『週刊少年ジャンプ』2013年46号、集英社、2013年10月12日発売

巻末コメント[被言及]

『ジャコ』最終回、スタッフ含め大興奮!!鳥山先生、本当にお疲れ様でした!!<斉史>

『NARUTO』の岸本斉史先生のコメント

『Vジャンプ』2013年12月号、集英社、2013年10月21日発売

銀河パトロールジャコ完結記念特集に鳥山明へのQ&Aコーナーあり

鳥山明へのQ&A[本人]

登場人物の名前の由来は?

今回、タイツ以外はすべて『食』関連の名前に統一しました。統一してしまえばネーミングを考えるのがラクなので、いつもこの手法です。

ジャコ→ちりめんじゃこ、大盛→飯の量の「大盛り」、固茹→固茹で卵。Wikipediaのジャコ記事で登場人物の名前の由来の出典を出す時はVジャンプ2013年12月号の鳥山明コメントが使える事になった。

宇宙船やジャコのカラダに描かれたマークの意味は?

自分の中では銀河パトロールはこういうマークなんです。親友の桂正和先生に書いた原作の『さちえちゃんグー!!』や、『ジヤ』に出てくる銀河パトロールも、これに近いマークです。

『さちえちゃんグー!!』は『ジャンプスクエア』2008年5月号掲載、『ジヤ』は『ヤングジャンプ』2010年2・3合併号~6号掲載。

地球がラディッツやベジータたちに襲われていた時、銀河パトロール隊は何をやっていた?

銀河パトロールといえども、サイヤ人には子供の時以外は歯が立たないし、絶滅爆弾も効かないのです。もちろんフリーザなどは「見て見ぬふり」をするしかないですね。

最終話で『DB』とリンクさせた理由は?

このマンガの舞台はやや古い設定の方がしっくりくるのでそうしたのですが、そのままだとただのレトロ好きなオッサン漫画家になってしまうので、古い設定の理由付けが必要かと思い、ちょっとしたサプライズのつもりで付け足しました。ですから最後の1話はオマケ扱いにしたのです。(ところでブルマに歳の離れた姉がいたってことは、ブルマの両親って『神と神』の時点では少なくても70歳以上の高齢になってしまうけど、見た感じそうは見えなかったなあ…。まあ、なんといってもすごい発明家だからね(ハート))

『ジャコ』の物語を思いついたきっかけは?

10年ほど前に、ほぼこんな内容の原作用シナリオを書いていました。昔からこういうどうでもいいような宇宙人モノが大好きなんです。ただ原作なので、もう少しハデでテンポがスピードアップされてはいましたが。実は今回の短期連載では別の内容でいくつもりだったんですが、たまたま偶然に映画『ドラゴンボールZ神と神』の破壊神と被ってしまう部分があったので、ジャコに変更したのです。ただし今回はペン入れするのも自分ですから、さらに自分好みに地味でノンキな内容に書きかえています。

自分のマンガに1番影響を与えた人物・作品などは何でしたか?
世界中のマンガの中で一番好きな主人公とヒロインを教えてください。
好きなマンガはありますか?
好きなゲームはありますか?
『ジャコ』を描き終えた感想は?

時間を掛けて最後まで一人で描き上げる事が出来たので感無量です。同じように短期連載で描き上げた『COWA!』『SAND LAND』とともに大好きな作品です。ただし、どれも残念ながら人気はありませんが!! 実は自分的にはハデなマンガより、こういうどうでもいい感じのマンガに燃えるんです。基本的にへそ曲がりなので、何事も自分の感覚は世間とはずいぶん違っているようです。

『COWA!』は『週刊少年ジャンプ』1997年48号~1998年15号掲載、『SAND LAND』は『週刊少年ジャンプ』2000年23号~36・37合併号掲載

今回登場したブルマは、後に『DB』で色々な活躍をしましたが、先生の設定の中で、「タイツ」はその後、何をしているのでしょう?
ジャコの好物がミルクとチーズなのは?
銀河パトロールの隊員はみんな同じ宇宙人なのですか??
最後にVジャンプの読者にメッセージを!

『MEN'S NON-NO』2014年1月号、集英社、2013年12月10日発売

183~187ページに鳥山明のロングインタビュー収録。

「あの人に会いたい Special」Vol.25 鳥山明[本人]

『最強ジャンプ』2014年3月号、集英社、2014年2月4日発売

その付録の単行本『ドラゴンボール エピソードオブバーダック』(作・オオイシナホ)に鳥山明のインタビューが収録されている。オオイシナホ先生が10の質問をして、鳥山先生がそれに答えていくという形式。

特別企画 鳥山明先生超(スーパー)一問一答!![本人]

Q1.バーダックというキャラはどのようにして生まれたんでしょうか?(アニメ『たったひとりの最終決戦』から生まれたと聞きましたが…)また、先生はバーダックにどんな思い入れがありますか?
Q2.サイヤ人は好戦的のようですが、バーダックはどんな性格なんでしょうか?
Q3.バーダックの奥さん、つまり悟空のお母さんはどんな人だったんですか?
Q4.え~!!オマケ漫画に載っているんですか!?ギネについてくわしく教えてください!
Q5.バーダックの家族構成を教えてください!悟空や、またバーダック自身に兄弟はいたんでしょうか?(ラディッツ以外で…。)
Q6.サイヤ人は若い時代が長いと書いてありましたが、平均的な寿命はどのくらいなんでしょうか?
Q7.バーダックの最終的な戦闘力はどのくらいだったんでしょうか?(『エピソードオブバーダック』内で)また、フリーザにやられずに成長したらどのくらい強くなったんでしょうか?
Q8.フリーザ一族はどのくらいいるんでしょうか?かなり繁栄していて、人口は多かったりするのでしょうか?
Q9.家族や友人の情がないというサイヤ人ですが、家族や奥さんを大切にするベジータのほうが実は悟空より変わった(やさしい)サイヤ人なんでしょうか?
Q10.今後、バーダックの活躍を見られるなんてことはあるでしょうか…?できれば、ベジータも…。

●オオイシさんはバーダックがお好きなんですねえ。(以下略)

『週刊少年ジャンプ』2014年17号、集英社、2014年3月24日発売

『DB(ドラゴンボール)』原作者・鳥山明先生からのメッセージが到着!![本人]

ドラゴンボール週刊連載最後の敵が魔人ブウです。丸いです!手強いです!そして、しつこいです!漫画を描いている自分でさえイヤになるほど激しい闘いの連続で、オッサンになってしまった今では、もう二度と描けません。前半の孫悟飯のおかしな日常と後半の激しい攻防。どんどん強く変化する両者とラストの元気玉に注目です。

『週刊少年ジャンプ』2014年18号、集英社、2014年3月31日発売

『改』放送直前!!鳥山明先生からのスペシャルメッセージ!![本人]

ドラゴンボール週刊連載最後の敵が魔人ブウでした。最後の敵は、丸いです!手強いです!そして、しつこいです!前半は孫悟空の息子、孫悟飯の普通に暮らしたいけどそうはいかない日常と、久しぶりの天下一武道会にスポットを当てています。後半はいよいよ恐ろしい魔人ブウがこの世に現れてしまいます。漫画を描いている自分でさえイヤになるほど激しくくどい闘いの連続です。血圧高めで薄味好きのオジサンになってしまった今では、もうこんな闘いは描けません。というか、これ以降、闘いの漫画を描く気がしなくなってしまいました。どんどん強く変化するブウとサイヤ人達、そしてネタバラシしてしまいますが、ラストの元気玉に注目です。でも作者としては、どうでもいいようなキャラ達のやりとりの方がずっと好きです。とくにバカバカしいキャラのミスター・サタンが勝利に貢献する場面は描いていてシビレました。最後に、悟空、悟飯、悟天、3人の声を一瞬で見事に使い分ける野沢雅子さんの名人芸に感動してください。

『週刊ヤングジャンプ』2014年18号、集英社、2014年4月3日発売

共作短編集『カツラアキラ』発売記念!!桂正和×鳥山明特別対談[本人]

2014年4月4日発売、2014年4月9日第1刷発行の単行本『カツラアキラ』収録の桂正和と鳥山明の対談の一部が公開されている。

鳥山明、桂正和『桂正和×鳥山明共作短編集 カツラアキラ』、集英社<JCヤングジャンプ>、2014年4月4日発売、2014年4月9日第1刷発行

桂正和と鳥山明の対談が収録されている。

『さちえちゃんグー!!』

初出:『ジャンプSQ.』2008年5月号

『JIYA -ジヤ- 』

初出:『ヤングジャンプ』2010年2・3号~6号

著者近影(桂正和)[被言及]

著者近影(鳥山明)[本人]

"カツラアキラ発売記念"プレミアム対談[本人]

鳥山明『銀河パトロール ジャコ』、集英社<ジャンプ・コミックス>、2014年4月4日発売、2014年4月9日第1刷発行

描き下ろし漫画『放たれた運命の子供』収録。著者近影は無い。

鳥山明『ドラゴンボール フルカラー 人造人間・セル編』第6巻、集英社<ジャンプコミックス>、2014年5月2日発売、2014年5月7日第1刷発行

「人造人間・セル編」のQ&Aコーナー「龍珠問答(ドラゴンボールもんどう)」収録。Q4~Q6は鳥山明先生自らが回答。

龍珠問答(ドラゴンボールもんどう)[本人]

Q1.地球にはいままでどんな悪いヤツが来たの?
Q2.トランクスが来た未来ではどんなことが起こっているの?
Q3.神龍はどんな願いもかなえられるの?
Q4.人造人間17号や18号のような人間改造型は修行をすると強くなる?
Q5.人造人間17号と18号が人間だったときの名前を教えて!

17号がラピス 18号がラズリです!

Q6.人造人間17号はセル編の後、どこでなにをしているの?

『最強ジャンプ』2014年6月号、2014年5月2日発売

鳥山明の一問一答が収録されている。(取材:オオイシナホ)

TVアニメ『ドラゴンボール改』大人気記念特別企画 鳥山明先生 魔人ブウ編マル秘一問一答[本人]

Q1.ミスター・サタンはどう修行して強くなったんでしょうか?師匠みたいな人がいたのでしょうか…?
Q2.サタンはどんな手を使って、悟空達がいない時の天下一武道会で優勝したんですか?まさかズル…?
Q3.ミスター・サタンの家族はビーデル以外にいるんですか?奥さんはすでに亡くなっていると書いてありましたが…。
Q4.ビビディはどうやって魔人ブウを作ったのでしょうか?方法や、ブウの材料など…。
Q5.魔人ブウは不死身ですが、どこからエネルギーを得ているのでしょうか?まさかよく食べているお菓子から…?
Q6.ビビディがノートに書き残した、魔人ブウを封じ込めてしまう呪文をこっそり教えてください。
Q7.宇宙一偉いと言われる界王神ですが、どうやったら界王神になれるのですか?
Q8.老界王神様をゼットソードに封じ込めた人は何者なのでしょうか?
Q9.クリリンと18号がマロンちゃんとカメハウスで暮らしてますが、2人がこんなステキな関係になるまでのストーリーが聞きたいです!
Q10.ベジータの名言に「超サイヤ人のバーゲンセール」がありますが、もしかしてブルマやトランクスに連れられてバーゲンセールに行ったりしたことがあるのでしょうか?
Q11.マンガでは超サイヤ人3、アニメでは超サイヤ人4など、はてしなく強くなる悟空ですが、サイヤ人はさらにどこまでも強くなるのでしょうか?いずれは超サイヤ人5とかも…!?
Q12.天下一武道会は、だれが、どんな目的でつくったのでしょうか?

『Vジャンプ』2015年1月号、集英社、2014年11月21日発売

2015年4月18日に公開予定の映画『ドラゴンボールZ 復活の「F」』についての鳥山明先生のコメントが97ページに掲載されている。

原作・脚本・キャラクターデザイン 鳥山明先生が激白!! 銀河激神コメント!!![本人]

「F」はフリーザのFです。(以下略)

『別冊少年チャンピオン』2015年2月号、秋田書店、2015年1月12日発行、2015年1月12日発売

同誌連載中の漫画『少年Y』作画のとうじたつや先生への一問一答の中で鳥山明先生の名前が出てくる

別CHANNEL[被言及]

影響を受けた作家さん(作品)といえば?

鳥山明さんです。絵がうまいというのはこういうことなんだなぁとよく思っていました。あと、万人受けする絵というのがやっぱり憧れるとこです。

(618頁)

鳥山明描き下ろし脚本完全収録 DRAGONBALL巻『F』

2015年4月18日公開の映画『ドラゴンボールZ 復活の「F」』の鑑賞者に配布される非売品の冊子。復活の「F」関連の鳥山明先生のコメントや設定画の他、復活の「F」の脚本も完全収録と貴重なデータが満載の一冊。

著者近影[本人]

『ドラゴンボールZ 復活の「F」』脚本を手がけた鳥山明からみんなへ[本人]

其之一 鳥山明のコメントで振り返る!『復活の「F」構想から完成までの歩み』[本人]

其之二 鳥山明直筆コメント入り!復活の「F」超Z(ゼツ)設定画ギャラリー[本人]

其之三 鳥山明の一言コメントで蘇る!「F」復活プロジェクト[本人]

其之四 鳥山明のウラ話必見!脚本『ドラゴンボールZ 復活の「F」』[本人]

漫道コバヤシ地上波特別編!『ドラゴンボールZ復活の「F」公開記念スペシャル』<フジバラナイト FRI>、フジテレビ、2015年4月25日放送

ケンドーコバヤシと鳥嶋和彦(鳥山明の初代担当、現・集英社専務締役)とのスペシャル対談ではDr.スランプ、ドラゴンボール、鳥山明本人、新作映画に関する裏話が色々と語られた。

『TV Bros.』2015年9月26日号、東京ニュース通信社、2015年9月23日発売

江口寿史×大根仁対談 ジャンプで過ごした日々[被言及]

江口 (前略)やっぱり、鳥山さんがおれにとっては新妻エイジだから(笑)

(104頁)

10月3日公開の映画『バクマン。』特集を記念しての対談中、江口寿史が鳥山明についてこのように言及している。新妻エイジとは『バクマン。』劇中に登場する天才漫画家。江口先生はこの後も色々と鳥山明のすごさについて語っている。

『ジャンプ流』vol.1、集英社、2016年1月7日発売

書籍扱いのDVD。以下の5つの品が入っている

ジャンプ流!秘伝ガイド

鳥山明特別寄稿「反省文」収録

ジャンプ流!モ写用紙

『DRAGON BALL』其之百九十一「10カウント」のシーンを使った模写用原稿用紙を収録

ジャンプ流!複製スペシャルサイン

『ジャンプ流』のために描かれた鳥山明のサイン(複製)を収録

ジャンプ流!複製原画

『鳥山明の世界』展で公開された作画動画(1995年撮影)で描かれたイラスト原画(複製)を収録

ジャンプ流!DVD

『鳥山明の世界』展で公開された作画動画(1995年撮影)に鳥山明と武田冬門(3代目担当)が2015年に収録したコメンタリーを加えた特別映像を収録。

漫画家鳥山明氏、米不動産に投資、ロイター、2017年11月6日、2017年11月7日確認

「パラダイス文書」の分析によると、米不動産リースの投資事業組合に投資した人の中に漫画家の鳥山明の名前が見られるという内容の記事。

『週刊アサヒ芸能』2017年12月7日号、徳間書店、2017年12月7日発行、2017年11月28日発売

相原コージ『コージジ宛』第139回

「パラダイス文書」

「パラダイス文書」に鳥山明の名前があると報じられた事をネタにした4コマ。

原作:鳥山明、漫画:とよたろう『ドラゴンボール超』 第10巻、集英社<ジャンプコミックス>、2019年8月7日第1刷発行

其之四十五 モロの魔力

其之四十六 衰耗するナメック星

其之四十七 奪われたドラゴンボール

其之四十八 モロの願い

原作:鳥山明、漫画:とよたろう『ドラゴンボール超』 第15巻、集英社<ジャンプコミックス>、2021年4月7日第1刷発行

其之六十五 地球人 孫悟空

其之六十六 星喰いのモロ

其之六十七 大団円 そして…

其之六十八 生残者グラノラ

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